「きしゃぽん」は、“寄付する買取”の愛称です。仏教用語の「喜捨」と、「ぽんっ」と簡単に送れる、ということに由来しています。嵯峨野株式会社がボランティア活動の一環として取り組んでいる、新しい形の募金システムです。
※「心のとしょかん」は被災地の仮設住宅の集会所にミニ図書館をプレゼントする復興支援プロジェクトです。嵯峨野株式会社は2011年3月よりプロジェクトに参加してきました。
心のとしょかんを通じて、きしゃぽんのスタッフの方と知り合いました。元々気仙沼に親友が住んでおり、震災以降なんとか支援をしたいと考えておりました。
そこで出会ったのが「心のとしょかん」でした。その活動を通じ一緒に気仙沼を訪れたり、東京でボランティアの募金活動をさせていただきました。
親身になって東北の被災者の方々を支援する姿は一緒に活動をさせていただいておりながら、本当に尊敬します。そんな中から「支援を継続させる」ために生まれた「きしゃぽん」古本募金は、本当に意義のある支援だと思います。
「本はあなたの先生よ」子供が小さいころから言い聞かせている言葉です。しかしながらそれは大人になった今でもいえることで、疲れたときほど本が読みたくなります。だから、震災で本なんて、と思われる方もいらっしゃると思いますが、だからこそ、本が必要だと思いました。
ボランティアはお金の金額も大変重要なファクターだということはわかります。ただ、それでは限りがあります。人の心を満たすのは「思い」だと思います。支援することよりも前に「知ること」「わかろうとすること」が一番ではないでしょうか。そういう意味でボランティアの反対語は「無関心」です。
「きしゃぽん」は自分の大切な本に思いをはせながら、整理しながらそれを遠く東北の方たちに役立てるという「思い」を抱くことに意味があるのではないでしょうか。その金額は問題ではありません。今、家に眠っている本たちを役立ててあげられる機会があるのは、なんと意義深いことでしょう。
今、子どもたちにも話しているところです。巷では、読み終わった本を二束三文で子供のお菓子代にすり替える「買い取り」もあります。ただ、子供にとって、長い目で見て「ボランティア」を考えるこんなに良い機会はないと思います。
それでも、小さいころから毎晩読んでいた本とは別れ辛いらしく、時間をかけて話していければ良いと思っております。
永井 美奈子(ながい みなこ)
フリーアナウンサー
日本テレビアナウンサーとして、
「マジカル頭脳パワー」、「24時間テレビ」等、数多くの番組を担当。
退社後は、政界、財界、スポーツ選手、芸能人100人に取材をするなど、インタビュアーとしても活躍。
現在は、司会、講演会、朗読、エッセイ等のほか、子を持つ親の立場でのプロデュース、3.11東日本大震災のボランティアなど、幅広く活動中。
公式HP:http://www.nagaiminako.com/
リサイクル募金きしゃぽんは、本・DVDを換金して寄付できる換金システムです。
いらなくなった本・DVD・CD・ゲームなどを送るだけで、手軽にリサイクル募金に参加できます。
まずは下記のお申し込み方法をご覧いただき、お申し込み手続きをお願いします。
その後は、お客様には「宅配買取」と同じ方法でお品物をお送りいただくだけ。査定が完了しましたら、お品物を換金してご希望の活動団体に寄付します。
換金できるお品物は、こちらのページでご確認ください。
換金できるもの≫
弊社では、お値段がつかなかった本も可能な限りリユース・リサイクルします。きれいなものは福祉施設や幼稚園などで活用するほか、古紙もリサイクルできるよう努めています。
お客様からお送りいただいたお品物を査定し換金いたしましたら、その売却代金を寄付として、ご指定の活動団体の口座にお客様の名義にてお振込みいたします。
買い取りありがとうございました。思ってもみなかったほど高額だったので、嬉しく思います。
引越しで本を整理しました。ダンボールで30箱。足腰がわるいので、荷造りもできずそのままにしていました。電話した当日に取りに来てくれて本当に助かりました。
埼玉県公安委員会 古物商許可証 第431100028608号